Web of Life

素材: 釣り糸、蛍光釣り具玉、ブラックライト
インスタレーションサイズ可変、2017年

当作品は、タスマニア大学南極海洋研究所( Institute for Marine and Antarctic Studies, University of Tasmania)の協力のもと制作。そして当研究所の海洋食物網の研究者であるジュリア・ブランチャード教授(Professor Julia Blanchard)とのコラボレーションで行われ、結果として研究所内で行われたグループ展「人類の時代へようこそ」( Welcome to the Anthropocene )で 制作展示された。

ジュリア・ブランチャード教授のメッセージ(Text from Professor Julia Blanchard)

人類は食物網において複雑に関係している。大規模な漁業や農業の土地利用は、食物網における生命種の豊富さと大きさ、そしてその存在に変化をもたらしてきた。気候変動も地球上いたるところで膨大な種の減少を引き起こしてきた。これらの変化は、生物同士を繋ぐ食物網の「再構築」の可能性を抱えている。しかしながら、このような相互関係の複雑さは、どの個体が生き残り、どの個体が消滅するのかという予想を困難にしている。我々の食に関するこの新しい繋がりは、グローバリゼーションと貿易によって顕著に複雑化している。遠方からの食物確保は目に見えず、また気付かずうちに環境問題を引き起こすだけでなく、さらなる生態系の崩壊と気候変動を促すだろう。今私たちが直面している主な試みは、人類にとって如何にして生態系を崩さずに増え続ける人口を維持するのかということである。