スティルライフ

Still Life: The Food Bowl (2011)

185cm(長さ) x 75cm(幅) x 105cm(高さ)

マレー・ダーリング盆地で採取された塩を使ったシリーズの第一弾。マレー・ダーリング淡水研究センターとサンライズ21の科学者の協力を得て、制作された。Still Life(スティルライフ)とは「静物画」のこと。国内食物主要生産地帯を意味する「Food bowl」であるマレー・ダーリング盆地が、塩害で農業被害を被っている現状を、植民地時代の中世ヨーロッパで流行した輸入されたエキゾチックで豪華な食べ物を描いた「静物画」をタイトルに、皮肉に表現した立体作品。